張栩「日本の囲碁はすごい文化なのに当の日本人に軽んじられてる」

シェア:
張栩「日本の囲碁はすごい文化なのに当の日本人に軽んじられてる」

概要

張栩「日本の囲碁はすごい文化なのに軽んじられてる。日本の囲碁は世界の憧れの的だった。日本人はもっと日本の囲碁を誇らしいと思ってほしい」(5時間23分あたりから)


張栩「今、囲碁は非常に軽んじられているのではないでしょうか。そもそも囲碁そのものも日本では雑に扱われるようになってきています。私が子供の頃に日本の囲碁界に憧れて日本に来た時、囲碁は世界が羨むほどの素晴らしい文化であり、これほど歴史と共に大切にされてきたものでした。日本人であればそれが非常に誇らしいと思うはずです。しかし、日本人ではない私としては、それに憧れてきた立場から見て、日本の人々が囲碁に対して『別にそんな大したことじゃない、大事にする必要はない』と思うようになるのは少し悲しいです。それは私の努力不足もあるかもしれませんが、これからも頑張っていくしかありません。」

張栩「今対局している二人は本当に立派な棋士ですし、今回は贅沢にも虎ちゃんもいます。これだけのメンバーが揃っているのに盛り上がらないのはもったいないですよね。」

張栩「日本人ではないからこそ、外からの視点もあるかと思います。例えば台湾にいることもありますし、中国の記事を読んだりもします。現在の囲碁の状況を海外から見ると、日本に対して『え、なんで?』という感覚を抱きます。皆が尊敬する日本が、なぜこれほどまでに自分たちの大切な文化を大事にしないのか、と疑問に感じているのです。元々素晴らしいものがそこにあるのに、と。

張栩「私自身、台湾にいて、日本である程度タイトルを取ったり活躍したりした時、台湾でも非常に大きな記事を出してくれました。日本で活躍している台湾人として、すごく注目してくれたのです。活躍したのはもうだいぶ前になりますが、ずっと高い社会的な評価をしてくれたり、尊敬されたりしています。日本の囲碁界という素晴らしい世界で活躍したことに対して、台湾では日本への敬意も込めて評価してくれています。

張栩「台湾では、日本ほどの規模ではありませんが、金額の高いタイトル戦などはなかなかできませんでした。それでも今は少しずつ良くなっています。正直なところ、囲碁を習う子供の数は台湾の方がはるかに多いです。囲碁を習うことは非常に価値があり、有意義なことだという考え方が台湾では浸透しているのです。子供向けの囲碁教室も多く存在します。」

張栩「囲碁を習うことは、人生を豊かにすること、そして人間の成長につながることだと考えられています。特に、思考力を磨くことや、人生を生きていく上で不可欠な大局観や先を読む力を養うことにつながるからです。これらは何をするにしても必要な力ではないでしょうか。子供がそういった力を身につけられるという理由で、皆が囲碁を習いに通っているのです。特に説明もなく、それが当然のことだと理解されています。」

張栩「しかし、最近の日本では、そのような感覚があまり感じられません。あまりマイナスなことばかり言っても仕方ありませんが、今この放送を見てくださっている方々のように、囲碁が好きだったり、関心を持ってくださっている方も非常にたくさんいらっしゃるので、この大切な文化をもっともっと増やしていけたらと思っています。」

コメント (1)

1.名無しさん08/08 13:45ID: 174d4d24
「文化的な価値云々よりゲームの面白さを」という意見もあるが 習得が大変なゲームなので、最初の段階で囲碁というゲーム自体が軽く見られてるとまずその面白さを知る入口に立ってもらえないこともある よくしらないけど囲碁なんてマイナーゲームでしょって感じで習得する価値のないゲームと思われてしまってる部分もかなりあると思う 特に将棋ファンにはよく見下されているところを見かける 人でも物でも、実は◯◯ってすごいんだという事を知ってから興味が湧くことも多いし 実際に自分はそうだったし、囲碁のそういう面を知っていたらもっと早くに興味を持っていたと思う なのでこういう事は積極的にもっと広めていったほうがいいと思う 日本人は外国人が評価していることに弱いので逆輸入的な人気の高め方もある